コメの安全性に世界が厳しい目 その真相は

EU(欧州連合)は今年1月1日からコメに含まれる「無機ヒ素」の最大基準値を設定した。すしなどコメを使った日本食は海外でも人気だが、含まれる無機ヒ素の多さから海外でコメはリスクが高いとされる食品の一つ。スウェーデンでは昨年、乳幼児にコメを与えないように勧告した。子供のときからコメを食べている日本人にはにわかに信じがたいが、コメは危険な食べ物なのか

スウェーデン食品局は昨年、6歳未満の乳幼児にコメやコメ製品を与えないように勧告した。さらに、6歳以上の子供が食べる場合は週4回までとし、大人でも「毎日食べるべきではない」としている。スウェーデンは数年前にも、ライスミルク(コメベースの代用乳)を乳幼児に与えるべきではないとする勧告を出しており、それをさらに厳しくした格好だ。ライスミルクについては英国も同様の勧告

高い発がん性のリスク

問題となっている無機ヒ素は、岩石や土壌中など自然環境の中に存在する天然物。無機ヒ素による健康被害としては、森永ヒ素ミルク事件(昭和30年)や和歌山ヒ素カレー事件(平成10年)などが知られている。ただ、これらは“事件”であって、日本で無機ヒ素を「日常的に健康を脅かすもの」

1日3食、毎日コメを食べた場合のがんリスクを、放射能による影響と比較して「20ミリシーベルトの被曝と同じぐらい」としている。日本で食品中の放射性物質は年間1ミリシーベルト以下にすることを目指して基準が決められている。つまり、日本人が日常的にさらされている無機ヒ素の健康リスクは、食品中の放射性物質の健康リスクよりはるかに高い

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